ワイルドターキー伝説における新章
オースティン・ニコルズ アーカイブズ コレクションは、ワイルドターキーのレガシーを形作ってきた希少かつ象徴的なボトルの数々を称え、現代に向けて再解釈したシリーズ。
1940年代にワイルドターキーブランドの礎を築いたオースティン・ニコルズ社にちなんで名付けられ、本シリーズは蒸溜所の歴史を象徴する、時代を代表するボトルから着想を得て、世代を超えて受け継がれてきたウイスキーの品質、クラフトマンシップ、そして信念に光を当てている。
マスターズキープシリーズの最終リリースに続いて始動する本コレクションは、高いコレクション性を誇る限定生産バーボンの新たな方向性を示すとともに、アソシエイト・マスターブレンダーであるブルース・ラッセルが初めて全面的に指揮を執るワイルドターキーのシリーズとなる。ラッセルファミリーのレガシーを次世代へと受け継ぐ、その新たな一歩を象徴している。
クラシックボトルからのインスピレーション
初期リリースである「ゴールドフォイル・エディション」は、1980年代から1990年代にかけてのワイルドターキーの中でも特に愛されたヴィンテージ・ボトリングのひとつから着想を得ています。ファンの間では「ゴールドフォイル」の愛称で知られています。このボトルは1985年から1992年にかけて発売され、後年その特筆すべき奥深さ、力強さ、そして唯一無二の個性によってコレクターの間でカルト的な人気を獲得しました。
ゴールドフォイル・エディションは、このウイスキーを単純に再現するのではなく、「グラット・エラ」と呼ばれる時代特有の複雑さとスケール感のある風味を再現することを目指して造られました。この時代には、熟成年数の高い原酒がしばしばスタンダードボトリングにブレンドされており、現在ではなかなか見られないほどの豊かな味わいを持つバーボンが生み出されていました。
ブルース・ラッセルによる再解釈
「オースティン・ニコルズ・アーカイブズ」は、アソシエイト・マスターブレンダーであるブルース・ラッセルが単独で主導した、ワイルドターキー初のシリーズであり、ボトルに彼の署名のみが記される最初のコレクションでもあります。
このシリーズは10年以上前に構想され、彼にとって個人的な情熱を持つプロジェクトであると同時に、キャリアにおける重要な節目でもあります。そこには、伝説的マスターディスティラーである祖父ジミー・ラッセルへの敬意と、ワイルドターキーのバーボンを形作ってきた各時代へのオマージュが込められています。
世代を超えて受け継がれてきた原材料のグレーン、酵母、マッシュビル、蒸溜方法を基盤に、ブルースはヴィンテージからのインスピレーションを現代的な視点で再解釈していきます―しかし、ジミーが築き上げた基礎を決して損なうことはありません。
REIMAGINED BY BRUCE RUSSELL
Austin Nichols Archives is the first Wild Turkey series solely led by Associate Master Blender Bruce Russell, and the first to feature only his signature on the bottle. Conceived more than a decade ago, the series is both a personal passion project and a professional milestone—created to honor his grandfather, legendary Master Distiller Jimmy Russell, and to pay tribute to the eras that defined Wild Turkey bourbon.
Drawing on the same grains, yeast, mash bill, and distillation methods used for generations, Bruce will reimagine vintage inspirations through a modern lens—without ever compromising the foundations Jimmy built.
パッケージに溢れるオリジナルへのトリビュート
ゴールドフォイル・エディションのパッケージには、ワイルドターキーの歴史へのオマージュが込められています。ヴィンテージ広告やブランドの起源に着想を得たイラスト入りの外箱には、秋のハンティング風景が描かれています。内部にはゴールドフォイルの内張が施され、オリジナルのヴィンテージを想起させるラベルが、このトリビュートを完成させています。
ゴールドフォイル・エディションのイラストには、ワイルドターキーの歴史にちなんださりげない仕掛けが隠されています。以下のディテールに目を向けることで、パッケージに織り込まれた繊細なオマージュを見つけることができます。
細部をじっくり見て、ゴールドフォイル版のパッケージに織り込まれたさりげないトリビュートを見つけよう。
飛翔するターキーは、オリジナルのゴールドフォイルのボトルに描かれていたものとまったく同じ配置で表現されており、象徴的なヴィンテージ・パッケージへの直接的なオマージュとなっています。
この存在は、アーカイブズ・コレクションをそのルーツへと結びつけ、過去と現在の連続性を強く印象づけています。
ディテールの中には、樽の上に置かれたヴィンテージのワイルドターキー「ゴールドフォイル」ボトルがひっそりと描かれています。それは、長年のファンや“ダスティハンター(オールドボトルを探し求める愛好家)”に向けた、発見の喜びをほのめかすさりげない遊び心です。
それはまた、アーカイブズ・コレクションの着想源となったカルト的名品や、苦労をしてでも探し求める価値のあるボトルへの賛辞でもあります。
ブランド名の由来となった伝説的なワイルドターキー狩りへのオマージュとして、描かれたハンターたちは、ワイルドターキーを創業以来特徴づけてきた、伝統・忍耐・仲間との絆の精神を体現しています。それは、この物語がボトルの中から始まるのではなく、大自然から始まっていることを思い起こさせるものです。
この山小屋は、ワイルドターキー蒸溜所の敷地内にある「ステーションマスターズ・ハウス」に着想を得たもので、今もなお残る2本の煙突が特徴です。
かつてケンタッキー川沿いで、河川輸送や鉄道輸送を監督していた駅長の住まいであったこの建物は、ブランドの歴史を支えてきた土地と人々を象徴しています。
一つの時代の本質を表現するために造られたウイスキー
ゴールドフォイル・エディションは、16年熟成、ノンチルフィルタード、アルコール度数120プルーフ(60%)のケンタッキー・ストレートバーボンで、主にワイルドターキーのキャンプ・ネルソンのリックハウスと呼ばれる貯蔵庫で熟成された樽から造られています。キャンプ・ネルソン特有の気候と気流が、ブルースが目指した力強く円熟した味わいを実現するために不可欠な、豊かさと深みを生み出しています。
その結果として生まれたバーボンは、ワイルドターキーならではの熟成オーク由来のいわゆる“ファンキー”な個性に、ダークフルーツやチェリーコーラ、クローブ、濃厚なハチミツのニュアンスが重なり、ブラウンシュガーとレザーを感じさせる、スパイシーで長い余韻へと続きます。